これまで、初挑戦フルマラソンに向けて練習や準備をシリーズで綴ってきました。
詳しくはコチラ💁♀️フルマラソン挑戦記①〜③からご覧いただけます。
そして今回は最終章!「横浜マラソン当日のリアルな体験記」をまとめました。
これから横浜マラソンやフルマラソンに挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
大会当日の朝|スタート前から心に残った虹
スタートは8:30。私は初フルマラソンということで最後尾ブロックからの出発でした。
同僚や知人もそれぞれA〜Fブロックや7kmのB・Cブロックに分かれており、バラバラの場所からスタート。
前年は移動で疲れ果てていた私ですが、今回は夫が会場まで送ってくれ助かりました。移動中には虹が見えて、「頑張ろう!」と気持ちが引き締まりました。
直前のアクシデント|捻挫&擦り傷を抱えての挑戦
実は大会前、私は「歩くネタ帳」状態…。
- 1週間前:家の掃除中に転倒 → 足首を捻挫
- 前日:子どもと競争して転倒 → 擦り傷多数
「当日も何かやらかすのでは?」と思いながらスタートラインに立ちました。
横浜マラソンのフルマラソンコース解説|観光名所と高速道路を走る特別なコース
コース序盤は7kmと同じ道ですが、
今回のフルマラソンコースは、観光スポットと高速道路を走るという、他にはない魅力あふれるレイアウトです。
スタートはみなとみらい・ランドマークタワー前。赤レンガ倉庫や山下公園など横浜の名所を眺めながら市街地を駆け抜け、折り返し後は普段は車しか通れない首都高速湾岸線へ。非日常感たっぷりの高速道路区間は、この大会ならではの体験です。
ただし、高速道路はアップダウンが多く、風や日差しの影響を受けやすいため体力勝負のポイント。そこを乗り越えれば、再び市街地や海沿いに戻り、赤レンガや女神橋を通って臨港パークでフィニッシュを迎えます。
景色の変化、応援の声、そして特別な体験がぎゅっと詰まった横浜マラソン。走る人も応援する人も楽しめるコースになっています。
苦しみの高速道路区間|「リタイアしたい」が頭をよぎる
寒さでトイレが近く、スタート前から落ち着かないままスタート。小雨が残る寒さの中で始まったレースは、高速道路に上がるころにはいつの間にか天候が回復して暑くなっていました。トイレはずっと渋滞していて我慢していましたが、高速に上がる手前で「このまま走り続けてもトイレに行けない」と判断し、列に並ぶことに。
高速に上がる坂を走り切れても、その後は果てしない直線の続く単調な区間に。
捻挫した足の痛み、暑さ、景色の変わらなさで気持ちが折れそうになり、「どうやってリタイアしようか」と考えるほどでした。
それでも関門をひとつ通過するたびに「歩いてでも前へ進もう」と思い直し、少しずつ前に進んでいきました。
30kmの壁を超えて|応援と声に救われた瞬間
30kmを超えた給水所で、頭や足に水をかけてもらい一気にリフレッシュ!
「止まったら二度と走れない」と直感的に感じ、再び走り始めました。
アップテンポな歌を口ずさみながら、
沿道から聞こえる「走れない?そんなの気のせい!」という声に背中を押され、
「疲れた?気のせいです」とプリントされたTシャツに笑って力をもらい、
「あと2〜3kmでマラソン終わっちゃうよ〜」という声に思わず納得。
その応援の積み重ねに支えられ、残り約5kmを走り切ることができました。
ゴールへ|4時間33分で初フル完走!
ゴール手前、「necoさん!(実際は苗字)」と呼ぶ声に顔を上げると、沿道の方と目が合いました。
結局誰だったのかは分からず…同じ苗字のランナーを応援していたのかも?と、不思議な気持ちで最後の数百メートルを駆け抜けました。
ラストは、応援してくれていた同僚の声すら届かないほど無心。
ただただ足を前に運び続け、結果は 4時間33分。
途中のトイレがなければサブ4.5も狙えたかもしれません。
それでも、転倒も爪トラブルもなく完走できたこと。
そして“ゆるく積み重ねてきた時間”が、このゴールに結びついたと感じています✨
まとめ|初フルマラソンで学んだこと
まとめ|初フルマラソンで学んだこと
初フルマラソンを走って感じたのは、
「歩いてでも進み続ければ、必ずゴールできる」ということ。
そしてもう一つ。
沿道の応援や、ランナー同士の「がんばろう!」という声かけが、想像以上に大きな力になるということです。
ランニングインフルエンサーの方々がよく言う「声援の力」を、身をもって実感しました。
横浜マラソンは観光地や高速道路を走れる特別な大会。
これから挑戦される方にとって、私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです。
次の目標は サブ4.5!あわよくばサブ4なんて思っていましたが…
今は、産後なのでまずは再度フルマラソンに挑戦できる練習を積み重ねていきたいと思います。
また挑戦を綴っていきますので、ぜひブログ「necoの育児」にも覗きにきてくださいね✨
Instagram:@neconoikujiでも日々のゆるランを配信しています。
コチラも遊びに来ていただけると嬉しいです。
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