前回までの記事はコチラ💁40代、妊活のきっかけ・妊活への気持ち
🍃“なんだか違う”その小さな変化に気づいた日”
普段なら、「そろそろ生理が来そうだな」と感じるタイミングがあります。
でもその時は、なぜかその感覚がありませんでした。
Apple Watchで測っていた手首の皮膚温や、生理・排卵予測アプリを見ても、予定日は近いはずなのに、身体はどこか静か。
とはいえ、妊活を始めてからは、そんなふうに“感覚がズレる月”も、何ヶ月かに一度はありました。
「PMSも、いつもより軽いな……?」
そう思うこともありました。
でもそう感じた数日後に、生理が来たという経験も何度かあったので、「またそのパターンかも」と思っていました。
📅予定日を過ぎても生理が来ない。「もしかして」の気持ちと、「もしも」の不安
それでも今回は、生理予定日を過ぎても来ない。
「もしかしたら妊娠してるかも……」という期待と、
「でも本当に妊娠していたらどうしよう」という不安が、
波のように押し寄せてきました。
授かれたらうれしい。もう一人欲しいという気持ちも、確かにありました。
正直、仕事を休める産休・育休への憧れも、どこかにあったかもしれません。
でも同時に――
年齢のこと、体力のこと、
「妊娠しても無事に過ごせるのかな?」
という漠然とした不安も、消えることはありませんでした。
🏥通院歴のこと、周囲の反応、そして気持ちの揺れ
実は私は、「サルコイドーシス疑い」で通院歴があります。
妊娠への直接的な影響はないと言われているけれど、それでもやっぱり心配でした。
私の場合、あくまで“疑い”であり、確定診断はされていません。
病変も見つかっておらず、症状も出ておらず、治療や投薬もしていません。
ただ、2人目の出産後に発覚したこともあり、「今後どうなるか分からない」という不安はずっと心のどこかにあります。
そして、30代後半になり、子どもたちはすっかり小学生。
きっと、周囲の誰も私が「3人目を考えている」とは思っていなかったと思います。
もし周りの状況が違っていたら、私自身も3人目のことを考えていなかったかもしれません。
そんな気持ちの揺れを抱えながらも、私は妊娠検査薬を使ってみることにしました。
💡検査薬の陽性反応と、手放しでは喜べなかった気持ち
結果は、陽性。
「妊娠してない気がする」というより、「妊娠してる気がする」——
そんな直感のようなものがあったので、結果を見たとき「やっぱり」と思った気もします。
でも、不思議と「やったーーー!!」と手放しに喜べなかったのを覚えています。
うれしい気持ちと同時に、戸惑い、不安、現実的な心配ごとが一気に押し寄せてきたのです。
🧩 まとめ:40代で妊娠に向き合いながら、自分らしさも大切にすること
妊娠はただ「うれしい」だけじゃなくて、
体力や健康、仕事や家族とのバランスなど、
たくさんのことを考える必要があると思っています。
そして、私の場合は妊活だけでなく、趣味のランニングも大切な一部。
だからこそ、仕事と育児の中、好きなことを続けることや自分の時間を持つことで
自分と向き合い、自分らしく楽しく過ごしたい。と思っていました。
妊活もその一部として加わりましたが、決してマイナスではなかったと感じています。
ただ、色々な大切なものができることによって、このバランスを上手くとれるかどうか。
というのは常に不安でした。
妊活には年齢や背景を問わず、いろんな形があります。
たとえば、
結婚が遅かった人。
病気と向き合いながら妊娠を望む人。
不妊治療を選んでいる人や、治療をお休みしている人。
どの道も、その人の人生の一部で、尊いものだと私は思っています。
この投稿も、そんな多様な妊活の一例として、
誰かの共感や励みになれば嬉しいです。
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