【necoの育児】40歳で高齢出産予定!8年ぶりのマタニティライフ|妊娠中期

妊娠・出産

前回、妊娠初期のつわりについてや職場での対応についてを書きました。
詳しくはコチラ💁【necoの育児】40歳で高齢出産予定!|妊娠初期

妊娠中期(妊娠16〜27週)

妊娠中期に入って

妊娠初期のつわりは、それほど辛い方ではありませんでした。
「このまま落ち着いて過ごせるのかな」なんて思っていたけど、
中期に入ったら、いやそのちょっと前から…また別の大変さがやってきました。

ちょうど季節は梅雨時期から初夏。
「妊娠してるからかな?今までより身体が熱い気がする」
そんな毎日でした。


安定期って本当に安定?

妊娠中期は、つわりが落ち着き、骨盤が出来上がる時期で「安定期」とよく言われます。
でも、私は正直「安定なんてない」と思っています。

どの時期でも命が途絶える可能性はあるし、実際にそういう経験をしたことがあるから。

もちろん「安定期だから旅行に行く」という選択を否定するつもりはありません。
ただ、妊婦本人ではなく、
周りが「安定期になったなら行こうよ」と誘うのはちょっと違うんじゃないかなって思うんです。

旅行に行った人のSNSを見ていると「楽しかった」「無事に行けた」っていう投稿が多いけれど、そこに出てこない「もしものこと」が頭をよぎってしまいます。
万が一何かあったとき、きっと後悔で押しつぶされるんじゃないかな…。
だから私はどうしても慎重になってしまいます。
といっても、小学生組がいるため帰省だったり、習い事だったり、
夏休みのイベント的なお出かけをしちゃってましたが…。

実は、入籍してから結婚式・新婚旅行までの間が空いていた私。
一人目の妊娠に気づかず新婚旅行に行ってました。
なので、旅行が終わった後に慌てて調べた一部の情報です💦

  • 健康状態や妊娠経過に問題がなければ飛行機に乗ること自体は可能。
  • 週数によっては診断書が必要な場合もある。
    →里帰りする人とか要注意かも⚠️
  • 海外旅行は医療体制や言葉の壁を考えるとリスクが高め。
    →保険に入ってない場合、医療費自費とか凄いことになる💦
  • 国内でも、滞在先近くに対応できる病院があるか要確認。
    →実は近くに設備の整った病院がない場合も…日本にいるのに医療難民になる場合も😭

何もなくて良かったな。と改めて思いました。


妊娠って、どうしても自分を責めてしまう瞬間がありますよね。

私も最初の妊娠で稽留流産したとき、
「あの時走ったから?」「無理して仕事してたから?」と、何度も何度も思い返してしまいました。

今回も双子ちゃんの一人を失いました。
バニシングツインは珍しいことではなく、約15%に起こるといわれてるそうです。
それでも、「私のせいなのかな」という気持ちは完全には消えませんでした。
「双子なんて考えてなかった。」って思ってたから一人空に帰っていっちゃったのかな?とか
今でも時々思い出します。

でも、本当は誰のせいでもないんですよね。
妊婦の行動に関係なく、障がいを持って生まれる子もいます。
だから、どうか妊婦さんやご家族が「誰かを責めること」をしないでほしい。
そう強く願っています。

そうはいっても、流早産の中には、環境によるものもあります。
もしかして自分のせいかも。という後悔にならないためにも
妊婦さんに限らず、暖かい目・思いやりを持った言動を心がけていきたいと思っています。

妊婦さん自身も、自分と赤ちゃんを大切にして、決して無理しないでほしいです。


中期のマイナートラブル:両手の痺れ

そして中期に入ってから私を一番苦しめたのが「両手のしびれ」でした。

最初は指が少しむくむくらい。
「よくある手根管症候群かな?」なんて思っていました。

でも日に日にしびれは強くなって、指先だけじゃなく前腕、上腕にまで拡がって…。
気づいたら字も書けないほど痺れと痛みが出ていました。

「え、これどうしたらいいの?」「なんかの病気?」
不安で知り合いの整形外科に相談しましたが、妊娠中なのでMRIもレントゲンもできず…。
頸椎の問題かもしれない。と、ネックカラーを試しても効果なし。
妊婦でも使える湿布を処方してもらったけれど、気休め程度の痛み緩和…💦
というより、匂いが強くて職場で指摘されてしまう事態。

冷やすと少しマシになるけれど、本当に気休め程度。
「いつまで続くのだろうか」と、毎日心配でたまりませんでした。
そして、ケーキなど買った時についてくる小さい保冷剤。
それが新たに私の相棒に加わりました✨

中期のマイナートラブル:血圧上昇

妊娠中、よく足が浮腫むとは聞いていましたが、私の場合は両手でした。
手の痺れとむくみにより日常生活に支障をきたしてきた頃、頭痛を感じることもありました。
職場で先輩たちに相談。

「血圧上がってんじゃない?」「もう歳なんだから無理しないでよ」
(40歳での妊娠は、たとえ何人目でも“高齢妊娠”とされます)
なんて言われながら血圧を測ると、見たことない数字。
すぐに病院に連絡。状況を伝えると診察してみないとわからない。
ということで、調整して受診することになりました。
→すぐに受診を勧めてくれた職場の先輩方には本当に感謝です✨

ただ、受診したものの再度血圧を測るとやや高めだけど、高血圧の診断にはならない。
といことで、経過観察となりました。
(120/80mmHgより高いけど130/90mmHgは超えない)
その時も「足のむくみはないね、血圧高めだから朝晩で測定してください。」
「上が130、下が90超えるようなら連絡して受診して」と言われました。

家に血圧計なんてないから病院からの帰り道に家電量販店に行って血圧計を購入。


コードレスでホースもなく、持ち運びやすいタイプ。
さらにアプリ連携できて、測定結果を自動でスマホに反映してくれるのも便利でした。

測定時間・血圧の値を機械にスマホをかざすだけで入力してくれる。
表でもグラフでもみることが可能。
血圧手帳とか、自分でスマホに入力するとなるとどうしても手間を感じ…ズボラな私には向いてないかと思ったので。
これなら寝る直前に測定したとしても、スマホに記録が簡単。
おかげで受診の時にもアプリを開いて医師に見せるだけ。

私は、棒グラフになってるのを見て基準値より高くないな。と思っていましたが、
産科の医師は、みんな表で数値を確認していました。

体重増加は、中期のトラブル?

余談ですが…
初期から右肩上がりだった体重。中期になったとてなんら変わらず右肩上がりでした💦
体重管理については、2020年に指針が変わったようで…
以前までの妊娠では指摘されていたであろう増加ようでしたが、幸い(?)指導されることはありませんでした。

「増加量を厳格に指導する根拠は必ずしも十分ではないと認識し、個人差を考慮したゆるやかな指導を心がける」産婦人科診療ガイドライン産科編2020よりと私が病院からもらった体重増加のグラフ用紙に書いてました✨
今は、BMIに合わせて体重増加量の目安が決まっているようです。
そんなこんなでグラフから大きく外れない程度に体重増加しながら
マタニティライフを過ごしました。
といっても大学病院の初診時にはすでに非妊娠時の➕4kg程度だったので、
実は体重増加の推移はグラフ通りでも最初に爆弾投下みたいになってて
体重増加量は、上限を振り切っていたんですけどね💦💦


仕事への影響

書き仕事が辛くて、電話対応中心の業務にまわしてもらいました。
でも、メモを書き取るのが難しいからパソコンに直接打ち込んでメモにし、
それを修正して本登録するスタイルに変更して対応。

あとから見返すと、誤字脱字だらけ…、そしてPCの誤変換。
メモだから良し。なんだけど、これ打ち直すのか…😨
タイピングも長時間していると翌日まで続く手の痛みと戦う事態。

40歳での妊娠。
やっぱり30代のときとは違うトラブルが出てくるんだな、と痛感しました。
別の記事で詳細はお伝え予定ですが、35週で妊娠高血圧腎症と診断され管理入院になりました。
今振り返ると、足のむくみはほとんどなかったけれど、前駆症状だった可能性もあるのかな?
なんて思ってみたり。

ホント妊娠って、わからないですね。
👶一人育ててるのだから当たり前かもしれませんが、奇跡の連続なんだな。と
改めて思います。


おわりに

「安定期」って言葉があるけれど、実際は全然安定じゃなくて、身体も心も常に揺れていました。

妊娠は喜びの連続だけじゃない。
不安も、罪悪感も、涙も、いっぱいある。
それでも毎日お腹の子が動いてくれると「頑張ろう」って思えるんです。

このブログを読んで「私だけじゃないんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
一緒に、無理せず、後悔しない毎日を選んでいきましょう🌸

次回は、妊娠後期について
無事に産休まで働けたのか、妊娠高血圧腎症と診断されてどうなったのかについて
お伝えできたら。と思います。

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