40歳になった年、8年ぶりに再びマタニティライフを送ることになりました。最後の妊娠・出産の時はそれが最後だと思ってました。あれから8年。
妊婦への助成や補助金などいろいろ変わっていました。育児や出産に関する情報も変化しています。
「アラフォーでの妊娠って、実際どうなの?」「若いときと何が違う?」
同じように高齢妊娠中の方、出産を予定している方や、妊娠を考えている方にとって、少しでもリアルな参考になるように、私の体験や感じたことをここに記していきます。
悪阻(つわり)について
「つわり」と聞くと、ドラマでよくある「うっ…」と口を押さえて駆け込むシーンを想像しませんか?
でも実際に4回妊娠してみて分かったのは、つわりは妊娠のたびに違うということ。同じ私の体なのに、毎回タイプが違いました。
今回はリアルタイムの記録ではなく、3人を出産した(そして1度の流産を経験した)身として、4回分を振り返って比較してみます。
1回目の妊娠(30代・稽留流産)|空腹がつらい&匂いに敏感
空腹になると気持ち悪くなるタイプで、飴をよく舐めていました。不思議だったのは、食べても食べても体重は減少傾向だったこと。
そして匂いにも敏感で、大好きだったチョコレートが「油の味」に感じられて食べられなくなりました。あんなに好きだったのに…と自分でも驚いた記憶があります。
2回目の妊娠(1人目出産)|完全な食べづわり
このときは完全に食べづわり。仕事中も常に何かを口にしていないとダメで、夜勤のときはおにぎりを食べたり飴を舐めたりしてしのいでいました。
匂いにも敏感でしたが、1回目ほどではなかったと思います。
3回目の妊娠(2人目出産)|車酔いのような気持ち悪さ
ずっと車酔いをしているような、うっすらとした気持ち悪さ。吐くことはなく、食べている方が落ち着くので、食べ物にはあまり困りませんでした。
ただ、バスや電車の匂いがつらくて、通勤を車に変えてもらった記憶があります。公共交通機関の「あの独特の匂い」、分かる方いませんか…?
4回目の妊娠(今回・40歳)|いちばん何もなかった。ただし──
そして今回。ゲロゲロすることもなく、空腹はつらいけれど常に食べていないとダメというほどでもなく、4回の中でいちばん症状が軽い妊娠初期でした。もともと車通勤なので、匂いに悩まされる場面が少なかったのも大きいかもしれません。
ただし、代わりにやってきたのが止まらない食欲。妊娠が分かってから初診までに体重は+3〜4kg。その後も食欲は衰えず、手や顔のむくみも出始めて…この話には続きがあるのですが、それはこの後の記事(管理入院編)で詳しくお伝えします。
「つわりあるある」、私の場合は当てはまらなかった
よく聞く「炊飯器の蒸気の匂いがダメになる」は、私はまったく平気でした。「マックのポテトが無性に食べたくなる」も、もともとマックをあまり食べないせいか、欲しくなることはありませんでした。
つわりあるあるは、あくまで「そういう人もいる」という話。当てはまらなくても心配いりません。
つわりが軽いのは「ダメ」じゃない
正直、私のつわりは、他の人から見たら「特に何もなくない?」と思われるレベルだったと思います。見た目に分かるほど体調を崩すこともなく、お腹も大きく目立たなかったので(特に3人目は一番小さかった)、妊婦扱いされることが少なかったくらいです。
「つわりが軽いと赤ちゃんは大丈夫なの?」と不安になる方もいるかもしれませんが、私はつわりの軽かった妊娠でも無事に出産しています。つわりの重さと妊娠の経過は、必ずしもイコールではありませんでした(心配なことがあれば、健診で医師に相談してくださいね)。
4回の妊娠つわり比較まとめ
| 妊娠 | つわりのタイプ | 匂い | 体重 |
|---|---|---|---|
| 1回目(30代) | 空腹で気持ち悪い | 敏感(チョコが油の味に) | 食べても減少 |
| 2回目(1人目) | 完全な食べづわり | やや敏感 | ── |
| 3回目(2人目) | 車酔いのような不快感 | バス・電車がNG→車通勤に | ── |
| 4回目(40歳) | いちばん軽い | ほぼ気にならず | 食欲爆発で増加 |
同じ人でもこれだけ違うのだから、「つわりはこういうもの」という正解はないのだと思います。
40歳妊娠で感じた体の変化
最初は特に大きな変化を感じませんでした。私は38歳、39歳くらいからランニングを始めました。そして、39歳でフルマラソンに挑戦できたこともあり体力には自信がありました。(記事はこちら👉フルマラソンへの挑戦①|なぜフルマラソンに挑戦しようと思ったのか?)
つわりが軽かった代わりに、30代と大きく違ったのは体重の増え方です。以前の妊娠では、妊娠初期、特に気にしなくても体重はほとんど増えなかったのですが、今回は食べた分だけ、いや、食べなくても右肩上がりで体重が増えていく印象でした。正直、少し恐ろしいくらいでした。
年齢のせいか代謝のせいか、体の変化は一概には言えませんが、30代とは確実に違うと感じました。特に3人目は、35週で管理入院になったため、体重増加がそこで止まった可能性もあります。入院していなかったらどうなっていたかは・・・ちなみにですが、1人目と2人目は、体重の増え方は違えど最大体重は同じくらい。3人目が人生最大体重となりました。
40歳での妊娠と仕事の両立|30代との違いと私の工夫?
30代での妊娠は「職場で言いづらい」環境だった
私が30代で妊娠したとき、正直、職場に妊娠を報告しづらい雰囲気がありました。
当時はまだ若手で、先輩たちの妊娠に対する周囲の反応を見ていたからです。
- 「妊娠したら働かなくてもいいと思ってるんじゃない?」
- 「最近あの子あまり動かないよね。」
そんな声を耳にして、自分の妊娠をなかなか言い出せませんでした。
今思えば「無理に隠さなくても良かったな」と感じる一方で、
あの職場環境では働きづらかったのも事実。
結果的に育休後は部署を異動し、今の環境で働けるようになって本当に良かったと思います。
40歳での妊娠は「職場環境と年齢」が大きな味方に
40歳で妊娠した今回は、状況が大きく違いました。
- すでに「若手」ではなくなっていた
- 勤務表を作成するような立場にあった
- 同僚の多くが出産・育児を経験済み
- 「お互い様」の空気がある部署
配属されて5年、子どもの体調不良で呼び出されても快く勤務調整をしてもらえましたし、自分の体調不良時も気遣ってもらえる。つまり、妊娠・出産・育児への理解がある職場環境に恵まれていたのです。
令和の時代でも残る「昭和的価値観」
もちろん今は令和ですが、私自身は昭和育ち。どうしても昔ながらの「根性論」がしみついていて、つい頑張りすぎてしまうこともありました。幸いつわりの症状は軽かったため、妊婦であることを感じさせないくらい元気に働けましたが、同僚からは
- 「行かなくていいから!」
- 「座ってていいから!」
- 「他の人に任せときなよ!」
と何度も言われました。やっぱり妊婦に対する周囲の配慮は大きかったと思います。まぁ、いろいろなマイナートラブルに対しては高齢だから仕方ないよね。なんて意見もありましたが…
妊娠と仕事の両立に必要なのは「工夫」より「環境」
30代のときと40歳での妊娠を比べて強く思うのは、工夫よりも職場環境の影響が大きいということです。私がやったことはシンプル。
- 体調や状況を早めに報告する
- 無理をせず周囲に任せる
この2つだけ。
それでも妊娠と仕事の両立ができたのは、周囲の理解とサポートがあったからです。「環境と人との関係性の大切さ」を、改めて実感しました。
まとめ|40歳での妊娠と仕事の両立から学んだこと
- 30代は「妊娠を言い出しづらい環境」で苦労した
- 40歳では「年齢・立場・職場環境」に助けられた
- 高齢妊娠では、つい無理をしてしまう自分と周囲の配慮の両方がある
- 妊娠と仕事の両立は「工夫」より「理解ある環境」がカギ
40歳での妊娠・出産は不安も多いですが、環境や周囲のサポート次第で十分に両立できると実感しています。妊娠は年齢や体質、環境によって全く違うもの。同じ自分でも妊娠ごとに症状が変わることを、改めて感じました。

次回は妊娠中期編。安定期のはずが、字が書けないほどの手の痺れと、見たことのない血圧の数字が…💦
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