妊娠中の手のしびれ、いつまで続いた?字が書けないほどの痛みが引いたのは産後半年を過ぎてから【40歳】

妊娠中の手のしびれの体験談のアイキャッチ。手首に保冷剤を当て、書きかけのメモの前に座る妊婦のイラスト 妊娠
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妊娠中期、指先から始まったしびれは前腕・上腕まで広がり、字が書けないほどになりました。妊娠中は検査も薬も限られていて、頼りは保冷剤だけ。産後も抱っこと授乳で悪化して、注射をしてもらいました。痛みと腫れが引いてきたのは、産後半年を過ぎ、子どもが歩き出した頃です。

この記事では、40歳・3人目の妊娠で経験した妊娠中の手のしびれが、いつ始まり、どう乗り切って、いつ落ち着いたのかを体験談でお伝えします。しびれとむくみの先に出てきた、頭痛と血圧の話も書いています。

妊娠初期のことは妊娠を職場に言いづらかった30代と40歳の記事に書いています。

✍️ 妊娠中の手のしびれ|指先から上腕まで広がり、字が書けなくなった

妊娠初期のつわりは軽く、「このまま落ち着いて過ごせるのかな」なんて思っていました。でも中期に入る少し前から、つわりとは別の大変さがやってきました。季節は梅雨時期から初夏。「妊娠してるからかな?今までより身体が熱い気がする」そんな毎日でした。

中期に入ってから私を一番苦しめたのが「両手のしびれ」です。最初は指が少しむくむくらい。「よくある手根管症候群かな?」なんて思っていました。

でも日に日にしびれは強くなって、指先だけじゃなく前腕、上腕にまで広がって…。気づいたら字も書けないほど、しびれと痛みが出ていました。

字を書く以外にも、スマホを触るだけで痛い。ずっと痛いときもあれば、不意に痛くなるときもあって、痛みを忘れていたところに激痛がくると、泣きそうなくらいでした。

※手根管症候群は、手首の「手根管」という場所で正中神経が圧迫されて起こる病気で、親指側の3本の指と薬指の中指側半分に、しびれやピリピリ感、痛みが出ます。妊娠中の女性は発生するリスクが高くなるとされています(出典:MSDマニュアル家庭版「手根管症候群」)。

🧊 妊娠中は検査も薬も限られた|頼りは小さな保冷剤

「え、これどうしたらいいの?」「なんかの病気?」不安で知り合いの整形外科に相談しましたが、妊娠中なのでMRIもレントゲンもできない。頸椎の問題かもしれない、と、ネックカラーを試しても効果なし。妊婦でも使える湿布を処方してもらったけれど、気休め程度の痛み緩和。というより、匂いが強くて職場で指摘されてしまう事態。

冷やすと少しマシになるけれど、本当に気休め程度。「いつまで続くのだろうか」と、毎日心配でたまりませんでした。そして、ケーキなどを買ったときについてくる小さい保冷剤。それが新たに私の相棒に加わりました✨

仕事は「書かない」働き方に|電話対応とパソコンのメモ

書き仕事が辛くて、電話対応中心の業務にまわしてもらいました。でも、メモを書き取るのが難しいから、パソコンに直接打ち込んでメモにし、それを修正して本登録するスタイルに変更して対応。

あとから見返すと、誤字脱字だらけ…、そしてPCの誤変換。メモだから良し。なんだけど、これ打ち直すのか…😨タイピングも長時間していると、翌日まで続く手の痛みと戦う事態でした。

🩺 しびれとむくみの先に|頭痛がして血圧を測ったら、見たことのない数字

妊娠中、よく足がむくむとは聞いていましたが、私の場合は両手でした。手のしびれとむくみで日常生活に支障が出てきた頃、頭痛を感じることもあり、職場で先輩たちに相談しました。

「血圧上がってんじゃない?」「もう歳なんだから無理しないでよ」

なんて言われながら血圧を測ると、見たことない数字。すぐに病院に連絡。状況を伝えると「診察してみないとわからない」ということで、調整して受診することになりました。すぐに受診を勧めてくれた職場の先輩方には本当に感謝です。

ただ、受診して再度血圧を測ると、やや高めだけど高血圧の診断にはならない、ということで経過観察に。(120/80mmHgより高いけど130/90mmHgは超えない)

そのときも「足のむくみはないね、血圧高めだから朝晩で測定してください」「上が130、下が90を超えるようなら連絡して受診して」と言われました。家に血圧計なんてないから、病院からの帰り道に家電量販店に行って血圧計を購入しました。

朝晩の血圧測定のために|スマホをかざすだけで記録できる血圧計

※紹介しているのは、私が実際に使ったものです。

私が購入したのは、A&D(エー・アンド・デイ)のホースレス・コードレス血圧計。腕帯にホースもコードもないので、一人でもさっと巻いて測れます。測定結果はスマホアプリに自動で記録されるので、「上が130を超えたら連絡」のような目安の管理も、健診での報告もスムーズでした。


測定時間・血圧の値を、機械にスマホをかざすだけで入力してくれる。表でもグラフでも見ることができます。

血圧手帳とか、自分でスマホに入力するとなるとどうしても手間を感じ…ズボラな私には向いてないかと思いました。これなら寝る直前に測定したとしても、スマホに記録が簡単。おかげで受診のときにもアプリを開いて医師に見せるだけ。

私は、棒グラフになってるのを見て基準値より高くないな、と思っていましたが、産科の医師は、みんな表で数値を確認していました。

実際の血圧の数値の表
実際に測定した血圧の値
血圧の測定値をグラフで表示
実際に測定した血圧値のグラフ
血圧の値をグラフで表示
実際に測定した血圧値のグラフ

👆実際の私のスマホアプリに溜まったデータです。

このあとも手のしびれは治らず、35週の健診で妊娠高血圧腎症と診断されて入院になりました。今振り返ると、足のむくみはほとんどなかったけれど、前駆症状だった可能性もあるのかな?なんて思ってみたり。

👶 産後も続いた手のしびれ|抱っこと授乳で悪化し、注射をしてもらった

出産直後は、後陣痛のために処方された痛み止めが手首にもよく効いて、久しぶりに痛みがやわらぎました(そのときのことは新生児低血糖の体験談に書いています)。

でも、しびれと痛みは産後も続きました。抱っこと授乳で、一時期は痛みが強すぎて、知人の整形外科で腱鞘内注射をしてもらいました。受診は数回。「手根管症候群だったんだろうね」「エコーで見ると、炎症がまだ少し残ってる」と言われました。

子どもが整形外科を受診したついでに、別の整形外科でも私の手首を診てもらいましたが、やっぱり同じような診断。「妊娠・出産の影響だね」と言われ、湿布と痛み止めで、日にちが経てば落ち着くとのことでした。

痛みと腫れが少しずつ引いてきたのは、産後半年を過ぎ、子どもが歩き出したりしてからです。

⚖️ 体重は初期から右肩上がり|指導はされなかったけれど

余談ですが…初期から右肩上がりだった体重は、中期になってもなんら変わらず右肩上がりでした💦以前の妊娠なら指摘されていたであろう増え方でしたが、幸い(?)指導されることはありませんでした。

私が病院からもらった体重増加のグラフ用紙には、「増加量を厳格に指導する根拠は必ずしも十分ではないと認識し、個人差を考慮したゆるやかな指導を心がける」(産婦人科診療ガイドライン産科編2020より)と書かれていました。

初診のあとの増え方は、グラフの線から大きく外れない程度でした。ただ、大学病院の初診の時点で、すでに妊娠前より+4kgほど。スタートの時点で上乗せされていたので、増え方はグラフどおりでも、妊娠前からの増加量で見ると上限を振り切っていたんですけどね💦💦

ヘルスケアアプリで見た妊娠中の体重変化のグラフ
ヘルスケアアプリで振り返った妊娠中の体重変化

👆実際の私の体重の推移。入院してからの体重を入力していないので、最高体重が入っていないにも関わらず、かなりとんがってます。

💭 「安定期」は安定じゃなかった|自分を責めてしまう気持ちのこと

妊娠中期は「安定期」とよく言われます。でも私は正直、「安定なんてない」と思っています。どの時期でも命が途絶える可能性はあるし、実際にそういう経験をしたことがあるから。

私は最初の妊娠で稽留流産したとき、「あの時走ったから?」「無理して仕事してたから?」と、何度も何度も思い返してしまいました。今回も、双子の一人をバニシングツインで失いました。「双子なんて考えてなかった」って思ってたから、一人空に帰っていっちゃったのかな?とか、今でも時々思い出します。

でも、本当は誰のせいでもないんですよね。だからどうか、妊婦さんもご家族も、自分や誰かを責めないでほしい。そう強く願っています。

「安定期だから旅行に行く」という選択を否定するつもりはありません。ただ、周りが「安定期になったなら行こうよ」と誘うのは、ちょっと違うんじゃないかなと思うんです。実は私、一人目のときは妊娠に気づかないまま新婚旅行に行っていて、何もなくて良かったな、と改めて思いました。

📝 まとめ|妊娠中の手のしびれは、産後半年を過ぎてやっと引いてきた

  • 妊娠中期、指先から始まったしびれが前腕・上腕まで広がり、字が書けないほどに。スマホを触るのも痛く、不意の激痛は泣きそうなくらいだった
  • 妊娠中はMRIもレントゲンもできず、ネックカラーも湿布も気休め。頼りは小さな保冷剤で冷やすことだった
  • 仕事は電話対応中心にしてもらい、メモはパソコンに直接打ち込む形に変えた
  • しびれとむくみの頃に頭痛があり、血圧が高めに。朝晩の測定を始め、35週で妊娠高血圧腎症と診断された
  • 産後も抱っこと授乳で悪化し、注射を受けた。2つの整形外科で「妊娠・出産の影響」と言われ、産後半年を過ぎ子どもが歩き出した頃から痛みと腫れが引いてきた

妊娠は喜びの連続だけじゃない。不安・罪悪感・涙もいっぱいある。それでも毎日お腹の子が動いてくれると「頑張ろう」って思えるんです。このブログを読んで「私だけじゃないんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。

※この記事は体験をもとにした記録です。同じ診断名でも、経過や治療の内容は一人ひとり違います。気になる症状があるときや、治療・服薬の判断については、必ず主治医や医療スタッフにご相談ください。

neco
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次回は妊娠後期編。無事に産休へ…と思ったら、35週の健診でまさかの展開が待っていました💦

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