自覚症状なしで妊娠高血圧腎症に|35週の健診で尿蛋白2+、その日に「入院」と言われた40歳の妊娠後期

自覚症状なしで妊娠高血圧腎症になった体験談のアイキャッチ。産婦人科の待合室で母子手帳を持つ妊婦のイラスト 妊娠
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家で測る血圧は、高く出ても測り直せば基準内。自分で気づいていたむくみは、手指と腕だけ。「順調ですね」と言われ続けていた40歳・3人目の妊娠で、35週の健診で尿蛋白が2+。その場で助産師外来から医師の診察へ変更。

「今日から入院してください」と言われました。診断は妊娠高血圧腎症。自覚症状は、ほとんどありませんでした。

この記事では、入院を告げられるまでの妊娠後期(28週〜35週)に私の体がどうだったか、そして健診の日に何が起きたかをお伝えします。今振り返ると、見落としていたサインもありました。

妊娠中期のことは40歳の妊娠中期リアル体験に書いています。

🤰 35週まで「順調」だった|3人目にして初めて32週まで働けた

ありがたいことに私の職場は32週から産休に入れる制度があり、31週4日の金曜日が最終出勤日となりました。偶然にも第一子の誕生日と重なり、ダブルでお祝い気分🎉

第一子・第二子ともに切迫流早産で自宅療養や一時休業などで32週まで働けたことがなかったので、最後まで出勤できたのはとても嬉しい経験でした。

正直お腹が張ったり、ちょっと痛かったり。というのは定期的にありました。若かったときに比べると、辛いとか休みたいと表現することができる部署だったので…しかも腕の痺れというマイナートラブルについても全面的に伝えていたので色々配慮してもらえていた結果。

最終日まで働けたのかな。と思います。やっぱり職場環境大事ですね。

腕のしびれだけは治らない|アイスノンを持ち歩く毎日

ただし、腕のしびれや痛みといった症状は改善せず…。

「これは産後まで付き合うんだな」と諦め、アイスノンを持ち歩いて手や腕を冷やす生活を続けていました。通勤中も買い物に外出するにも保冷バッグに入れて常に冷却。外から見ればちょっと変な人に見えたかもしれません😅

指輪は入らず、手袋はMからLに|血圧は家で測り直せば基準内

手と腕のむくみも、ずっと続いていました。指輪は入らなくなり、手袋はMサイズからLサイズに買い替え。

血圧は、中期に一度高く出て予約外で受診してから、家で朝晩測っていました(受診したときのことは妊娠中期の記事に書いています)。

後期に入ってからも、ときどき単発で高く出ることはあっても、もう一度測れば基準以下。受診や相談が必要になったことはありませんでした。

出勤最終日に挨拶回りをした時も、他職種の方から「えっ?誰が妊婦?」なんて言われるくらいお腹もあまり目立たず…。

顔のむくみについては、産休に入る前、血圧が高かった頃に、仲のいい同僚から一度だけ「むくんでない?」と言われていました。でも、自分では自覚がありませんでした。

ふだんいろいろ突っ込んでくる人たちからは、何も言われず。今思えば、言ったらダメなんじゃないかと思うくらい、むくんでいたんだと思います。

気づいたのは、最終出勤日の写真を見たとき。自分でも引くくらい、顔がパンパンでした。

📝 産休に入っても動き回った2週間|体はもうサインを出していた

「さあ産休!」と思ったら…全然ゆっくりできませんでした💦

妊娠がわかる前から決まっていたPTA役員の仕事があり、運動会の時期と重なって、準備や広報誌のお手伝いに何度か学校へ。10月とはいえ、まだまだ暑い中を歩きました。

ありがたいことに、周りはみなさん親切でした。「3人目の妊娠で、しかも産休に入る時期。辛いでしょう」と気遣って、役割分担まで軽くしてくれる。……なのに私はというと、「大丈夫ですよー。全然元気なんで」と言って動こうとする。いま思うと、なかなかの矛盾です😅

元気とか関係なく、妊婦だからって意味だったのに、気づかなかった自分が恥ずかしい。

前の年にフルマラソンへ初挑戦した10月末の大会は、エントリー時期に妊娠がわかったので、今年は応援係に徹することに📣

そして、出産前に“カオスな汚部屋”を片付けるミッション。家族だけなら散らかっていても平気なのですが、里帰りをしない私のために実母が来てくれる予定でした。自分が家にいない間、どこに何があるか分からなくて困らせるのは申し訳ない。自分が不在になる前提で、家を整えておきたかったんです。

そんなことをして2週間。運動会もマラソン大会も無事終了!!✨✨✨

マラソン大会はYouTube配信をしている人がたくさんいるので、知人が映っていないか探していたら…いました。応援している、パンパンの私が。「なんかすごい浮腫んでない?」

このときは笑い話でした。あとから思えば、身体はもうサインを出していたのだと思います。

⚠️ 自覚症状ゼロで妊娠高血圧腎症に|35週の健診で尿蛋白2+、「今日から入院」

家で測る血圧も落ち着いていて、少し息切れはあるけれど「まあ大丈夫かな」と思いながら、2週に1回の健診へ。マイナートラブルは辛かったけれど、これまで「順調」と言われていたので、この日は助産師外来の予定でした。

ところが当日、なんだかバタバタ。検査の結果、尿蛋白が 2+。自分で気づいていたむくみは手指と腕だけで、体感としてはほとんど自覚症状がなかったのに…。

助産師さんから「医師に診てもらいますね」と言われて待合室で待っていると、診察室から医師の電話が聞こえてきました。

「35週の妊婦、尿蛋白2+で入院したほうがいいかも。ベッド空いてますか?」

「まさか私のことじゃないよね…?」と思いながらドキドキしていると、やっぱり呼ばれたのは私。

診察室に入ると、医師からはこう説明されました。「尿蛋白2+は陽性なので、このまま入院をお願いします。場合によっては血圧が急に上がり、緊急で帝王切開になる可能性もあります。」

えっ…入院!? しかも今日から!? 頭の中は一気にフル回転。小学生の子どもたちのこと、フルタイムで働く夫、急に不在になる私…。母に頼めるかどうかもまだわからない。

症状がないから「今日からは無理です」と言ってしまった

症状がない分、現実感がなく「今日からは無理です」と思わず口にしていました。その日は木曜日。週末の予定もあり、どうにか調整して「月曜日からの入院にできませんか?」と聞き返すくらい、私にとっては突然すぎる出来事でした。

「今日入院できないにしても、緊急帝王切開の可能性があるので、麻酔科受診のための検査を受けてきてください。その間にお家のことを調整してもらえますか?症状がないようなので、入院日を調整できないか病棟にも確認します」

月曜日までは待てず、結局、翌日の入院に変更してもらうのが精いっぱいでした。

麻酔科受診や検査を受けながら、夫・実母・学童に連絡して子どもたちの生活をどうにか調整。「まさか自分が…」という驚きとともに、入院準備が始まりました。

健診のハプニング|まさかの「誰も計測していなかった」

そして、ずっと気になってたことを確認。「今日健診だけど、測定何もしてないんですが…」医師からは、「え?計測してないの?助産師さん何してたの?」

助産師さんと医師の間でちょっとしたコミュニケーションミスが発生。

  • 助産師さん → 尿蛋白が出たから医師にバトンタッチ
  • 医師 → 助産師が計測済みだと思っていた

結果、誰も計測していなかったというオチ…。「私が聞きたいわ!」という気分でしたが、最終的に医師にしっかりエコー・計測をしてもらえました。

今では笑い話ですが、バタバタしている日の病院では、こういうこともあります。気になることは、自分から聞く・伝える。自己申告って大事だなと思った出来事でした。

💭 振り返って思うこと|「元気」と「大丈夫」は別だった

自覚症状があっても問題ないとされることもあれば、症状がなくても入院が必要と判断されることもある。大事なのは自分の体感ではなく、検査の数値と医師の診断なのだと実感しました。

「自分がやらなきゃ回らない」と思っていても、状況によっては、生きていくのに必要な最低限のことだけで十分な場合もある。じっとしているのが苦手な私のような人や、小さい子どもがいるお母さんこそ、少し休みすぎるくらいでちょうどいいのかもしれません。

✍️ まとめ|「順調」と言われていても、35週で入院になることがある

  • 家で測る血圧は測り直せば基準内、自分で気づいていたむくみは手指と腕だけ。自覚症状がほとんどないまま、35週の健診で尿蛋白2+が出て、その場で入院を告げられた
  • 3人目にして初めて32週まで働けた。「誰が妊婦?」と言われるほどお腹も目立たなかった
  • 産休に入ってからも、PTA・マラソン大会の応援・家の片付けと動き回っていた。周りの「大変でしょう」に「元気なんで」と返していた
  • 手指と腕のむくみは指輪や手袋のサイズでも分かるほど。顔のむくみは、最終出勤日の写真やマラソン大会の動画を見て初めて気づいた。体はサインを出していた
  • 「今日からは無理」と言ってしまったが、入院は翌日に。判断の基準は、自分の体感ではなく検査の数値と医師の診断だった

※この記事は体験をもとにした記録です。同じ診断名でも、経過や治療の内容は一人ひとり違います。気になる症状があるときや、治療・服薬の判断については、必ず主治医や医療スタッフにご相談ください。

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次回は緊急入院編。突然の入院で慌てないための持ち物リストと、家族のサポート体制についてお届けします🏥

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妊娠高血圧腎症で突然の緊急入院になった体験談です。持って行ってよかったもの・なくて困ったもの、家族の協力体制、子どもとのテレビ電話など入院生活のリアルをお伝えします。

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