出産直前、胎児心拍が低下していると言われながらもなんとか分娩室で自然分娩できたnecoです。そして、無事に一晩母子同室で過ごすことができました。
入院までの経過📝
無事に過ごせたと言っても赤ちゃんは2,000g以下、低血糖のリスクはかなりあったようで一晩の間に何度も血糖測定され、その都度低血糖で🍼を足していた様子。それでも血糖値は下がり維持できない。
翌朝、新生児科の医師から低血糖に対する治療が必要なので入院になります。と伝えられる。necoは産後ハイもあってか、眠くて時々うとうとするものの寝付けず。あまりに小さい赤ちゃんが気になって気になってずーっと愛でていました。
ここで豆知識💡
①低血糖って、血中の糖分が不足している状態のことを言うんだけど、大人の基準とはかなり違います☝️
生後24〜48時間では、正期産で45mg/dl未満、早期産で30mg/dl未満と言われているそうです。
②低血糖になるリスクは、低出生体重児、早産児、巨大児、母体の糖尿病や妊娠高血圧症、血液型不適合による溶血など色々あります☝️
夜中の様子🧐
夜中、担当のスタッフさんが血糖測定に連れて行っては、「血糖が少し低かったからミルク足したよ〜」と戻ってくる。
そのたびに小さな体を見つめながら、「あぁ、小さいなぁ…」としみじみ。
ウトウトしながら抱っこしてみたり、おむつを替えてみたり。眠いはずなのに、不思議と穏やかな時間でした。←これがウワサの産後ハイなのか…。
泣いててもその声がか細くて愛おしい。「泣かないで!」よりも、「もっと聞かせて!」と思ってしまう。3人目だからなのか、40歳を過ぎて少し心に余裕ができたのか…。
そんな泣き声や泣き声やフガフガしている姿を動画に残してしまいました。
幸いにも、後陣痛はほとんど感じませんでした。
その代わり、もともとあった両手のしびれと手首の痛みはマックスに。
後陣痛のためにもらったロキソニンを、まさか手首の痛み止めとして使うことになるとは思いませんでした。妊娠後期は飲めなかった分、久しぶりのロキソニンは効果バツグン!!でした。

自分から出てきたばかりの赤ちゃん。ちょっと現実感ないですよね。
目も開くか開かないかのミャーミャー言ってる感じとか含めて小さくて守りたい存在。可愛すぎて仕方ない。と思う反面、鳥のような…小動物だなー。と思うことがあります。
迎えた朝🌅
産まれた翌日。
と言っても、夜ごはんくらいの時間に産まれたから生後12時間くらい。抱っこしながら、のんびり過ごしているところに新生児科の医師から話がありました。
「赤ちゃん、低血糖あるから入院・治療が必要です。」
内容として覚えているのはこれだけ。
淡々と説明されるのを聞きながら、頭の中では「赤ちゃんの低血糖って、どのくらいのことを言うんだろう?」「点滴かな? すぐ治るなら早くお願いしたいな…」「一緒に退院できればいいよね」なんてことを考えていた気がします。
でも、正直うろ覚え。話を聞いてるだけで特に頷いたりとかの反応をした記憶もない。「はい」って返事はしたと思うんだけど😅
そんな私の反応に医師は、聞いてるの?理解してるの?というような表情で「わかってる?」というような質問を投げかけてきました。
当直明けだったであろう医師、反応の乏しい私にちょっとイラッとさせちゃったかな?
「詳しいことは日中の医師から説明がありますので、取り急ぎ治療が始められるようにベッド準備していきます。」
と医師は退室していきました。
それから少しして、日勤の看護スタッフから「医師から聞きましたか?赤ちゃん、このまま入院になりますので、準備ができたらまたご案内しますね。」と声をかけられました。
そして、赤ちゃんはそのまま看護スタッフに抱かれて病室を出ていきました。なんか寂しく感じました。
そして、待ってるといつまでも呼ばれない気がしますよね。
MFICUから一般病室へ移動
私のいた病室は、MFICUという個室でした。そこは、妊娠中の管理個室。なので、産後の私は卒業。移動した部屋は、配慮なのか赤ちゃんがいない大部屋でした。
それでも廊下を歩いていると聞こえる赤ちゃんの泣き声。かわいいなー。と思う反面、私は一緒にいられないんだ。と寂しく思うことがありました。もちろん、産前の私のように管理入院で、私以上に制限された入院生活をしている人もいたので不可抗力とはいえ、なんともいえない気持ちになる部分でもありました。

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