赤ちゃんがNICUに入院した日|入院の流れと母の気持ち

妊活・高齢出産体験
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今は不妊治療も保険適用になり、妊娠や出産のリスクも以前より知られるようになりました。それでも「妊娠・出産は奇跡の連続」と実感しているのは、何かしらのトラブルや不安を経験した人ではないでしょうか。

SNSには幸せそうなマタニティフォトや温かい出産シーンがあふれています。でもその裏には、なかなか授からず悩む人、流産や早産で赤ちゃんを想う人、無事に生まれても赤ちゃんがNICUに入院した人もいます。そうした経験を発信できる人は、実際にはごく一部なのかもしれません。だから私は、我が子のことをこうして書いています。

この記事でわかること
・赤ちゃんが入院になった当日の流れ(necoの場合)
・説明や面会までの待ち時間のリアル
・一人で説明を聞くことになったママへ伝えたいこと

前回、出産翌日に我が子が入院することになった時の私自身のことをブログに書きました。

赤ちゃんの入院の流れについてnecoの場合をお伝えします。

入院の流れ👶🍼

あくまで我が子の場合です。

入院の流れは、おおまかに次のようなものでした。

入院 → 計測 → エコーや採血などの検査 → 説明(病状・病棟) → 面会

「説明」の段階では、NICU(またはGCU)管理が必要な赤ちゃんの特徴や、面会の方法についての案内がありました。

また、入院に伴い準備するものや必要な書類の説明、そして医師からの病状説明もありました。入院に伴う手続きや使える制度(未熟児養育医療制度など)については、別の記事に詳しくまとめています。

赤ちゃんが入院になったら、何をすればいい?手続きと使える制度を整理しました
赤ちゃんが入院になったとき、申請しないともらえない制度が複数あります。未熟児養育医療をはじめ、低出生体重児の家族が知っておきたい手続きを、体験をもとに整理しました。

それぞれ同時ではなく、タイミングは異なりましたがいずれも当日中に一通りの説明が行われました。

説明までの時間がとにかく長く感じました

医師の説明のあと、担当スタッフが赤ちゃんを抱っこしてNICUへ連れて行きました。「計測や検査などが終わったら声をかけますね」と言われ、私はしばらく待つことに。

でも、この“計測や検査一通り”というのが、どんな内容なのかその時点では詳しい説明はありませんでした。

そうですよね。赤ちゃんを連れて行ったのは母子病棟のスタッフで、実際に入院を受け入れるのはNICUのスタッフ。同じフロアにあっても、管理する病棟が異なるのは当然のことです。

出産翌日、ぼんやりとした記憶の中で

もしかすると、医師から「どんな検査をするか」という説明はあったのかもしれません。でも、自分一人で聞いていることや出産翌日で夜間もあまり寝ていない。突然の入院説明にどれだけの内容が頭に残っているのでしょう。

話を聞いて、理解して、そして納得する(いや、納得させる)。冷静に受け止められるお母さんは、きっとごくわずかだと思います。

necoの状況と時間の流れ

私も産褥1日目。診察やMFICUからの卒業、大部屋への引っ越しなどでバタバタしていました。

時間が過ぎるのはあっという間で、自分の予定は終わったけど「赤ちゃんにまだ会えないのかな…」と何度も思いました。

担当スタッフの方が、「まだ赤ちゃんに会えてないよね?確認してくるね。」と何度も気にかけてくださり、「準備ができたので面会できますよ」と案内されたのは、面会時間外のタイミングでした。

一人で聞いた説明に対する思い

この時は夫も仕事中で、結果的に私ひとりで全ての説明を聞くことになりました。

説明を受けるお母さんの状態や、赤ちゃんの病状によっては、旦那さんや家族と一緒に話を聞くほうが良い場合もありますよね。産後ってホルモンバランスが出産によって大きく変化している時。感情的に不安定な時期。そして、出産という大きな仕事をして身体的にボロボロですから。

幸い、私の場合は出血もほとんどなく、出産直前は死ぬ思いでしたが、産後は驚くほどケロッとしていて、すぐに「ごはんまだ?」と言うくらい元気でした。

そのため、医療者側も「ご家族を待たずに説明しても大丈夫」と判断されたのかもしれません。実際には、赤ちゃんの重症度やお母さんの体調によって、スタッフが臨機応変に対応してくださるのだと思います。

入院した我が子との面会

医師からの病状説明後に面会しました。necoの赤ちゃんは、低出生体重ということもありましたが、1番の問題は低血糖でした。呼吸などは問題なかったため、NICUではなくGCU(回復治療室)と呼ばれるユニットへの入院となったようです。

そうは言っても、2000gに満たない小さい赤ちゃんの腕には点滴が入っており「ごめんね」という気持ちが残りました。それでも面会時には抱っこさせてもらい、一緒に写真を撮ってもらいました。出産後も入院後もはじめての写真はママという特典付きでした。

37週で誘発分娩になり、外の世界に出て来たことに気づいてないのではないかと思うくらい眠ってました。正直な話、低血糖で寝ていたのか本当に気づいていなかったのかわかりませんけどね。

面会についての注意

necoの場合は、説明も面会も一人でした。それは、赤ちゃんの状態も点滴で糖を補ってあげれば生命に別状はないという比較的安定した状況だったことや点滴が一本だったことなども大きいと思います。

もし、週数がもっと早く34週未満とかで、呼吸機能などが未熟。挿管しているとか呼吸器を使用している、あるいは、消化器系に問題があり管がたくさん繋がっているなどの状況があればまた違ったかもしれません。

「一人で大丈夫」とは限らない

あくまで私の場合は、一人でも大丈夫だったという結果論であって「一人で対応すべき」「一人でも大丈夫」ということを伝えたいわけではありません。

少しでも不安を感じるなら、家族に同席してもらうことや、医療者にその不安を伝えることは決して悪いことではありません。

むしろ、「頼る」という行動自体がとても大切だと思います。思っている以上に、医療者も家族も支えてくれる存在です。

不安の中で一人で対応するより、家族と一緒に話を聞いたり、気持ちを共有したりすることで、きっと少し心が軽くなるはず。どうか、無理はしませんように。

まとめ

入院の説明を受け、赤ちゃんが連れて行かれてから面会までの時間は、とても長く感じました。

小さな体に点滴がつながっている姿を見るのは胸が痛みましたが、抱っこできた時は嬉しかった。

今回あらためて感じたのは、出産直後というのは想像以上に心身ともに不安定な時期だということ。医療者の方々のサポートと家族の支えはもちろん。周囲の気遣いに支えられて乗り越えることができました。

産後、necoのような状況にある方に届いているならば、どうか無理しないでください。不安なこと辛いことを家族や医療者を頼って少しでも軽くしましょう。もし、ご家族がこのような状況であれば、そっと寄り添ってください。

私は、少し話を聞いてくれる。隣にただ座っててくれるだけでも心が救われることがありました。

neco
neco

今回は、赤ちゃんの入院の流れと、一人で説明を聞いた日の気持ちを書きました。次は、低血糖の治療のことと「一緒に退院したい!」と本気で願った日々について書きます。

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