前回の記事で「書きたいのに書けない」気持ち😔について書きました。
その続きを、ようやく言葉にしてみます。
周囲は妊娠ラッシュ。私の心が揺れた理由
職場では妊娠報告が続き、親戚からも妊娠報告が…。
「若い子たち」とひとくくりにするのは少し気が引けますが、
正直うらやましい気持ちもありました。
実際、私よりはみんな若い。
それも5〜10歳くらい。そう、20−30代。
私もその頃は若いと思ってた。いや、今もそんな歳だと思っていないけど
世間は、高齢に分類してくるイメージがある。
番組アンケートとかの年齢区分が一段階上の階層に上がったのには実感が湧きましたね。
私にも10歳の息子と8歳の娘がいます。
そして、娘は何年も前から「妹が欲しい」と言っていました。
私自身も、「もう一人欲しいのかな?」と揺れながら、
年齢的にそろそろラストチャンスかもという思いを抱えていました。
授かれば産みたい。
無理なら、それが答え。
そんな気持ちで、私は妊活をスタートしました。
いや、夫とは相談していたから、ここに関しては私たちは妊活を始めました。
の方が正しいですね…。
「40歳までに産めなかったら、諦めよう」
これはずっと自分の中にあった“ルール”のようなものです。
家族に強く相談することもなく、
自分ひとりで決めていたことでした。
不妊治療を選ばなかった理由
2022年4月から不妊治療は保険適用になりました。
ニュースは知っていましたし、年齢的に迷いがなかったわけではありません。
でも、私はこれまでに自然妊娠で2人を出産していたこともあり、
「今回も自然に授かれるかも」という期待がありました。
あとは、授かればという気持ちの中に不妊治療という選択肢ではなく自然妊娠でと漠然とした思いがありました。
なので、不妊治療という選択肢は取りませんでした。
とはいえ、40代の妊娠が簡単ではないこともわかっていました。
妊娠率の低下、流産率の上昇——。
数字を見て、気持ちが揺れることもたくさんありました。
「妊娠できるんじゃない?」
「30代で妊娠・出産できるかな。」
…そんな軽い気持ちだったわけではありません。
- 自然妊娠を選択できない人
- 不妊治療を選択しているけど、自然妊娠を希望している人
- 不妊治療が辛くなってきている人
→タイミング/人工授精/体外受精/顕微授精などステップの選択…
今、不妊で悩んでいる方にとって、
この話が軽率に聞こえたら本当に申し訳なく思います。
妊活にもラン活グッズが大活躍?
このブログを読んでいただいていると気づいている方の方が多いかもしれませんが…私、趣味でランニングをしています。
2kmも走れなかったところから始まり、
7kmの大会にも出て完走しました。
その過程で、
朝ランの習慣化と
走る時間も距離も少しずつ延びた経験を持っています。
夫の投げていたApple WatchSEを拝借し、ランニングしていましたので。
それを自分用のシリーズ8に買い替え、
「やる気も装備もレベルアップ!」と笑っていたのですが、
意外にこのApple Watchが妊活にも役立ちました。
いや、役に立ったと思っていますが、実際のところはわかりません。笑
因みにですが、私はラクマでSEを売って、シリーズ8の購入資金にしました。
月経周期の記録と、排卵日の気づき
iPhoneのヘルスケアアプリに月経周期を記録していたのですが、
Apple Watchでは睡眠中の手首の温度も記録されるんです。
これが意外と侮れなくて、
基礎体温的なデータとして排卵日予測のヒントになりました。
夜もApple Watchを装着しておく必要はありましたが、
睡眠の記録も確認したかった私にとっては一石二鳥。
本当は、基礎体温を測る方が正確…
でも、私の性格上決まった時間に測定というのは現実的ではありませんでした。
記録を重ねるうちに気づいたのは——
「私、排卵日が教科書的な排卵周期より早いかも?」
ということ。
元々、月経周期は教科書ですか?というくらい28日周期でピッタリ。
多少のストレスでは、数日すらもズレることはなく生理がきてました。
それがアラフォーになり、徐々にズレる日が出てきた。
排卵日もあまり当てにならないのかも?なんて思えるくらい。
毎月とは言わないまでも排卵日に合わせてタイミングを取っていても、
妊娠には至らない日々が続きました。
私なりの妊活のかたち
不妊治療はしない(病院受診はしない)。
けど、記録は続ける。(Apple Watchやアプリがやってくれる)
身体の声を聞きながら、向き合ってみる。
妊活と言えるのか、他力本願なだけではないか?
と、思いつつも「ゆるーい妊活」を続けていました。
その中で、少しずつ自分の心や身体と対話する時間を持てるようになりました。
→具体的に何?って言われるとちょっと記憶から抜けてる部分もありますが
周期記録表を見ていると体調不良と排卵期が重なっていたり、
イライラするなー。と思うとそろそろ月経周期。みたいな
体調の変化を目に見える指標があることで、不調との付き合い方も穏やかになったと思います。
因みにですがこの妊活と言えるかわからない
ゆるーい妊活の間も朝ランは継続していました。
次回へつづく
タイミングをとっていてもなかなか妊娠しない自分。
そろそろ40歳で産める最後のチャンスかな。
そう思っていた時のことを書いてみようと思います。
🌱 編集後記
この記事は、40代で再び妊活を始めた
私自身の気持ちと向き合いながら書きました。
誰かの勇気やヒントになればうれしいです。
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