🍼妊婦生活スタート|40代での初診と揺れる気持ちのなかで
妊娠検査薬で陽性反応が出た瞬間、
いろいろな思いもありましたが、すぐにでも病院へ行きたい気持ちになりました。
でも——
心のどこかで「もう少し待とう」とブレーキをかけたのは、
初めての妊娠で稽留流産を経験したことがあるからでした。
「心拍が確認できる頃まで、そっと見守りたい」
そんな思いで、数日を静かに過ごしました。
どうか受診までに生理がきませんように、流産しませんように、と。
願いながら🙏
もう一つ、受診を遅らせた理由には、
過去の妊娠で心拍が確認できるまで母子手帳がもらえず、
それまでの診察はすべて自費。
心拍の確認ができるまで、何度も通院するのが
「また確認できなかった」と、正直つらかった経験もあったからでした。
🏥どこで産む?迷いながらの産婦人科選び
今回は3人目の妊娠。
上の子たちのときと違い、今は車があるので通院できる範囲も広がりました。
でも、いざ「どこで産むか?」と考えると、本当に悩みました。
- サービス重視なら、個人の産院
→ 食事や産後ケアが手厚く、リラックスできそう。 - 安心感重視なら、総合病院
→ 年齢のことや赤ちゃんへの万が一を考えると、NICU(新生児集中治療室)があるほうが心強い。
検索や口コミを頼りに調べながら、
夫の職場近くで車でも通いやすい距離(30分圏内)にある、
設備が整っていて総合病院との連携もあるクリニックを見つけ、そちらに決めました。
⏰妊娠6週で初診。緊張と安堵、そして思いがけない言葉
初診を受けたのは、妊娠6週ごろ。
この時点では、つわりのような症状はまだありませんでした。
ただ、体重はすでに+3〜4kgと、ちょっと増加気味。
診察室では、妊娠検査薬で陽性が出たことや、最終月経の時期などを確認。
問診票をもとに簡単なやりとりをしたあと、すぐに内診へと進みました。
そして、医師から最初に言われたのが、
「自然妊娠ですか?」
年齢や、上の子たちとの年齢差を踏まえての質問だったのかもしれません。
続けて、
「卵巣や子宮の状態を診てから説明しますね。あとでエコーもお見せします」
と言いながら、淡々と内診と計測が進んでいきました。
私はというと、内診台の上で少し緊張しながら、
「どうか子宮外妊娠じゃありませんように…」と、祈るような気持ちで結果を待っていました。
すると突然、医師が「ん?」とひとこと。
その声にすかさず、
「何かありましたか?」
と尋ねると、医師は少し笑いながら、
「うん、赤ちゃん、ちゃんと子宮内にいるね」
と冗談交じりに返してくれました。
👶まさかの「双子ですね」の一言に固まる
次に医師の口から出てきたのは、思いがけないひとこと。
「双子だね」
驚きで、今度は私のほうが「ん?」という顔に。
最初の「自然妊娠ですか?」は、双子だったからかもしれない。
と、思いました。
エコー画面には、2つの胎のう(たいのう)が映っていました。
少しサイズに違いはあったものの、1人はその場で心拍が確認でき、
もう1人も「うん、心臓動いてるね」と。
医師からは、
「母子手帳は2人分もらってきてください。
2卵性双生児だね、DD双体で間違いないと思うよ」
と説明を受けました。
🚑双子妊娠により、クリニックでの出産は不可に
この時点で、双胎妊娠はハイリスク妊娠とされるため、
通っていたクリニックでは出産ができないことに。
「次回の診察時に紹介状を書きます。出産先を考えておいてください」
と医師に言われ、助産師さんからは総合病院の資料をいくつか受け取りました。
✍️まとめ|戸惑いと喜びが交差する妊娠初期
今回の妊娠は、ただ「嬉しい」だけではありませんでした。
過去の経験からくる慎重さや不安も大きく、
初診までの数日間は、静かに見守るような気持ちで過ごしました。
そして、「3人目の妊娠」だと思っていたのが、
まさかの「双子=4人目」になるかもしれないという事実に、驚きと戸惑いが一気に押し寄せてきて…
正直、「嬉しい」と素直に言い切れない自分もいて、
3人が4人になることへのインパクトは、想像以上に大きなものでした。
でもそれでも、エコーに映った2つの命を見たとき、
感じたのは、やっぱり“いのち”への喜び。
これからどんな妊娠生活が待っているのかは、まだわかりません。
だからこそ今は、与えられた命としっかり向き合いながら、
できることを一つずつ準備していこうと思えた初診の日でした。
そんな気持ちとともに、出産先についても、より慎重に考え始めました。
💡この記事はこんな方におすすめ
- 妊娠初期、すぐに病院に行くべきか迷っている方
- 出産する病院選びに悩んでいる方
- 40代での妊娠や多胎妊娠に不安を感じている方
あなたの選択やタイミングに「正解」はありません。
でも、誰かの経験が、少しでも安心材料になりますように🍀
📌次回予告
次回は、「その後の経過」と「最終的に出産する病院をどう決めたか」について、正直な気持ちを綴ります。
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