前回のおさらい
詳細は👉 妊娠初期の不安と初診|まさかの双子!?
前回の初診では、まさかの二卵性双生児と判明。
2人とも心拍が確認でき、母子手帳をもらうように言われました。
ただ、かかっていたクリニックでは出産できないため、病院探しが必要に。
病院選びの候補
自宅近くで出産可能な病院は3つ。
NICU・救命センターをもつ大学病院
なにかあっても母子ともに救命・対応できそう。
NICUあり・新生児治療で有名な子ども病院
双子だから早産とかのリスク高いよね?子どもに何かあったら助けられそう。
NICUをもつ総合病院
大学病院ほどじゃなくても母子ともに対応できるよね?
という、私の勝手な独断と偏見を持ちつつ、
自宅から30分以内で通院が現実的な候補の病院を考えました。
母体優先で…
双子なら子ども病院が安心かも…と思いましたが、私には既往歴と現病歴があります。
高齢で双子という高リスク妊娠。そして、すでに2人の子どもがいることも考えました。
「もし生命の危機で母子どちらかの救命を迫られたら、私を優先してほしい」
そう考えると、成人医療の体制が整った大学病院か総合病院が現実的でした。
正直、これが初めての妊娠なら「子を優先して欲しい」と思ったかもしれません。
というより、妊娠・出産にリスクがあることを深く考えてなかったと思います。
妊娠に対する考え方の変化
良くも悪くも「ふつうに妊娠して、ふつうに産めるでしょ?」という感じ。
もちろん、子宮外妊娠、流産、早産、先天異常などの言葉は知っていました。
でも本当に自分ごととして考えたことはなかった気がします。
子ども病院に問い合わせた結果
紹介状を書いてもらう診察の日。
クリニックの医師が子ども病院にも問い合わせてくれていましたが、返答は──
「新生児医療には自信があるが、成人に関しては…」
やはり大学病院でお願いしよう、と決めて内診へ。
予想外の診察結果
医師がモニターを見ながら一言。
🧑⚕️:「あれ? 1人いなくなってるね」
私:「え?」
片方の胎嚢は空っぽ。
前回見えていた心拍もありません。
双子を迎える覚悟も、経済的な計算も始めていた矢先のこと。
一瞬にして頭が真っ白になりました。
医師の説明
「二卵性だから、もう1人に影響はないよ。
排出されるか吸収されるかは分からないけど、このまま経過観察だね」
そう言われ、大学病院への紹介状を書いてもらいました。
まるでジェットコースター🎢
まだ気持ちは整理できていませんが、残った命を守るため、大学病院で妊娠を継続していきます。
まとめ
- 妊娠初期でも状況は変化する。だからこそ柔軟な判断と準備が大切。
- 高齢&双子はハイリスク。病院選びは「赤ちゃん」と「母」両方の視点で考える必要がある。
- 病院の得意分野(新生児・成人)を事前に確認すると安心。
もし病院選びで迷ったら、自分の身体と赤ちゃん、どちらも守れる選択を考えてほしいです。
私のように「母体優先」と考える人もいれば、違う答えを出す人もいるでしょう。
パートナーが「子どもよりもあなたが生きていることが一番大切」と思ってくれる場合もあれば、事情によってはそう選べない場合もあります。
もしかすると、その選択を後悔する時がくるかもしれません。
それでも、その時に真剣に考えて出した答えなら、きっと間違いではないはずです。
正解が何だったのかは、本人にも分からないことがあります。
だからこそ、1人で抱え込まず、大切な人と話し合いながら答えを見つけられたら…と思います。
コメント